【トイレ知識】TOTO・LIXILの比較ポイントはウォシュレット

こんにちは、学長です。

よく、お客様から質問を頂きます。
【ぶっちゃけ・・・TOTO、LIXILトイレはどっちが良いの・違いは何？】

今日はこの質問に答えます。

一番の違いは・・・ウォシュレットです。
結論を先に言うと

【若者＝TOTOトイレ】
【お年寄り＝LIXILトイレ】です。

■私の紹介

そんな、私がブログで本音を本気で解説していますので
是非トイレ選びの参考にしてください。

これは、リフォーム営業でも8割の人が知らない知識です。

それでは、解説していきます。

トイレメーカー、TOTO・LIXIL比較

まず・・・TOTO・LIXILには細かい違いは多くあります。

【素材】・【価格】・【デザイン】・【節水】
これらは、正直どっちでも問題ありません。
両社とも長年研究を重ね誤差程度しか違いがありません。

最も違うのはウォシュレットに対する考え方です。
この部分が明確に違います。

トイレ、TOTO・LIXILの比較：ウォシュレットの噴射角度

LIXIL・TOTOの一番の違いはウォシュレットの噴射角度です。
※ここから少し汚い話になることをご了承ください。

TOTOは斜めに発射し、LIXILは直角に発射します

■ウォシュレットの用途は二つある

統計によれば、ウォシュレット使う人の半数が
便を出す前にウォシュレットを使用しています。

特に・・・高齢になればなるほど、肛門周りの筋肉が弱くなり
便が出にくくなってきます。その人たちは良くウォシュレットを使用しています。

では、TOTO・LIXILがどのような考え方かを解説します。

■TOTOウォシュレット＝掃除がしやすい

TOTOが最も意識しているは清掃性です。

出典：TOTO

上記はTOTOのウォシュレットです。
噴射角度が斜めになっているのが分かります。

■斜めからあてることで飛び散りにくい

斜めから肛門に水を当てることで、
肛門に当たった汚い水が真下に落ちる仕様になっています。

つまり、飛び散りが少なく、便器が汚れにくいことがメリットです。

■肛門周りの筋肉への刺激が少ない

噴射角度的に、直接肛門に当たりにくい設計になっているので
肛門周り筋肉への刺激が少ないので、
便をする前に筋肉をほぐす用途には向いていません。
※高齢者にはお勧めしません。

■LIXILウォシュレット＝便秘に強い

LIXILウォシュレットの噴射角度が分かる写真が無かったのです。
噴射角度は肛門に対して直角に近く、肛門を直接狙います。

つまり、洗うだけでなく、肛門近くの筋肉をほぐす効果が
TOTOよりも強く・・・高齢者にはおすすめです。

※Panasonic（アラウーノ）も直角に近いです。

■飛び散る

角度が直角に近い分、汚い水が飛び散るというデメリットがあります。
【飛び散るのは嫌だ、掃除が面倒くさい】と思う若い人は
TOTOの方がおすすめです。

トイレ、TOTO・LIXILの違い：便座の座り心地

この考え方が座り心地には差があります。

座り心地に関しては人それぞれなので
なんとも言えませんが・・・

LIXILはお尻が深く沈み肛門を開く仕様になっています。
逆に・・・TOTOはお尻の位置を浅くすることで飛び散りを防いでいます。

トイレでTOTO・LIXILどっちが良いの？

■若者＝TOTO

結局どっちの方が良いのでしょうか？

最初にも話しましたが、

若者は【便を踏ん張る力】があるのでTOTOトイレの方が良いです。

飛び散りにくいので、掃除が楽＋デザインがカッコいい
というお客様が多いです。

■お年寄り＝LIXIL

お年寄り・便を出す前にウォシュレットを使う人は
LIXILトイレを選ぶようにしましょう。

※個人的には、LIXILトイレの方を良く採用するイメージです。

掃除は・・・我慢しましょう。
TOTOトイレも掃除はしなければ駄目です。

■価格はTOTOの方が少し高い

グレードによりますが、価格はTOTOの方が少し高いです。
（3万～4万ぐらい高い印象です）

✔裏話し：TOTOの裏品番【HV】というトイレは安いですよ
※メーカー裏品番なので営業担当に聞いていくださいね！！

【トイレ知識】TOTO・LIXILの比較ポイント・まとめ・・・

TOTO・LIXILの比較を解説しましたが如何でしたか？

違いは分かりましたでしょうか？

ぶっちゃけ、トイレに関しては
TOTO・LIXILは素晴らしいメーカーです。

どちらを選んでも問題ございません。
逆にこの2つ以外の選択肢はありません。

※Panasonicはタンクレストイレはありかな？

もし、迷っている人は【ウォシュレット】という
観点で選んでみてください。

考え方が変わるかもしれませんよ！

本日は、ここまで・・・ではまた。

■学長お勧めインテリアを紹介！