こんにちは、学長です。
さっそくですが、リフォーム会社は利益を取りすぎです。
今回の記事は・・・かなり長文になります。数字も多いですが、理解するだけで確実に値引きができるので最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
こんな質問を頂きました。
『リフォーム経験のある主婦です。今年・・・人生2度目のリフォームに挑戦します。1度目は価格面で失敗しました。友人と同じリフォーム内容にも関わらず100万円の金額差が出ていたのです。今回は【相見積り】をして比較しますが正直不安です。他に注意した方が良いことはありますか?』
✓結論:相見積りだけでは意味がありません。大切なのはリフォーム業界を知る必要があります
※金額を比べるのは【一括見積サイトを使います】
■私たちプロは一般の人に比べて100万円以上安く工事ができる
会社規模・工事規模によって安くできる割合はことなりますが、かなりの金額を抑えることができます。
『それは、自社で工事をするからでしょ?』・・・という質問がありそうですが、
本気で安くしようと思うと自社は使わないです。
業界内を動きを理解しているので、安くすることが可能です。
■リフォーム業者は利益を取りすぎている
営業の私が言うのは何ですが・・・リフォーム業界の利益率は高いです。
考えを変えれば・・・値引くこと出来る金額も大きいということです。
✔事実:上手く交渉出来る人は安く・交渉出来ない人は高い見積りになります。
※どの業界も同じですが・・・
ですが、無理に値引きをしてくる人は失敗します。
●工事が雑になってします
顧客が業者を選べるように、
優秀な担当者は顧客を選ぶことができます。
※因みに、リフォーム担当が気持ちよくなる値引きの方法があります。
ではどうすれば・・・綺麗に値引き交渉ができるのか
■値引き・騙されないために大切な3つのポイント
●リフォーム業者の利益率
●業界の仕組み・流れを知る
上記を知れば、かなりの金額を値引くことができます。
特に【リフォーム業者の利益率】を知ればかなり有利ですし、
その会社の本質(保証・職人さんの質)を理解することすらできます。
■ただ・・・誰も教えてくれない
リフォーム業界の価格設定は不明確です。というよりも、不明確にしたいのです。
理由は、高い利益を残すことが出来るからです。
また、顧客に利益率を知られるのは死活問題です。
※利益を取れなくなるのでね!⇒解説しますが
また、リフォーム比較サイトは最強ツールです。
登録は面倒くさいですが、値引き交渉がうまい人はほぼ100%使っています。
結局情報量が全てです。リフォーム比較サイトは無料で必要な情報を全て仕入れることができます。
さて・・・前置きが長くなりましたが解説していきます。
リフォーム値引き交渉①:業界の利益の仕組みを知る

値引きの基礎は『業界の仕組みを知ること』
まずは上記の写真を見てください。
リフォーム会社に工事を依頼した際の流れを解説しています
順番に見ていきましょう・・・
②:リフォーム会社⇒職人に工事依頼します
③:リフォーム会社⇒商社に対して発注依頼します
『リクシルのキッチンを発注して』・『TOTOトイレを発注して』
④:商社⇒メーカーに対して発注します
『○○様邸のキッチンを製作してください』
⑤:職人が工事をする
リフォーム業界は、かなり多くの人が関わりあっています。
■多くの人が関わる=マージンが発生する
当たり前ですが、人が動くと利益が発生します。
今回の場合は、下記の人たちに利益が発生します
②職人利益
③商社利益
④メーカー利益
つまり・・・最大4つの利益を交渉することが出来ます。
狙い目は①番・③番を値引きの標的にします
④(メーカー利益)基本大手企業になるので、値引きは一切受け付けない
では、次に商品があなたに届くまでの流れを解説します。
リフォーム値引き交渉術②:商品が届くまでの流れを知る
次に、商品があなたの元に届くまでの流れを知りましょう
■100万円キッチンを購入した場合
あなたは定価100万円のキッチンが35万円で購入することができます。
※オプションを付ければ値引き率は変わります。
もう少し単純に考えてみましょう。皆さんが最も注意すべきは
【キッチンがリフォーム会社にいくらで入ってくる?】という点です。
■シミュレーションしてみましょう
■100万円キッチン(内訳:基本費用60万円・オプション40万)
定価100万円のキッチンに対して・・・
●LIXIL(シエラ)27%
●Panasonic(ラクシーナ)24%
●クリナップ(ラクエラ)25%
●トクラス(bb)24%
各社オプションは40%で入ってきます。
つまり・・・
⇒Panasonic:30万円
⇒クリナップ:31万円
⇒トクラス:30万円
上記の金額で、リフォーム会社は仕入れをしています
そこに、リフォーム会社利益が入り、あなたに届きます
■上記の基準を参考にして考える
私の会社の仕入れ値は安い方です。(大手はもっと安い)比較の基準にしてください。