スケルトンリフォームは後悔するのか?トップ営業が解説します。

こんにちは、学長です。

先日このような質問を頂きました。

『学長質問です。スケルトンリフォームに興味があります。ですが、ネットで調べているとデメリットが多いことを知りました。学長はスケルトンリフォームをされたことはありますか?後悔するのでしょうか?解説していただきたいです。』

それでは、解説致します。

まず、スケルトンリフォームはやったことありますよ!

というよりも、私の担当するほとんどが、スケルトンリフォームです。

ですが、勿論デメリットがあり、後悔・失敗する可能性もあります。

戸建・マンションによって内容も変わってきますからね。

本日は、そんなスケルトンリフォームの後悔ポイントをブログで解説していきます。

■私の解説
●関西でリフォーム営業(現:管理職)をしています。
●大手メーカーキッチンの施工数で表彰していただいています。
●施工事例が雑誌・TVで取り上げられました。
●関東で有料セミナー講師をしています。

戸建・マンションに分けて解説していきます。

戸建・スケルトンリフォームの後悔ポイント

まずは、戸建の結論から解説致します。

①:腐ってる柱を見つけると絶望する
②:構造に注意が必要
③:結構費用が掛かる

それでは、具体的に解説します。

戸建・スケルトンリフォーム後悔①:腐ってる柱を見つけると絶望する

スケルトンリフォームは今の壁・床・天井を潰します。

当たり前ではありますが、今まで見えてこなかった柱が見えてきます。

『え!!腐ってる。』となった際に絶望します。

他にも、白蟻に食べられているパターンもあります。

想定外を楽しむのもスケルトンリフォーム

戸建ての大規模リフォームは高確率で何かしらの問題が出てきます。

気になる・大丈夫かな・・・など、少しの想定外が気になる人は、

スケルトンリフォームはお勧めしません。

大規模リフォームをしない方が良いと思います。

新築戸建を購入するか、注文住宅を建てましょう。

戸建・スケルトンリフォーム後悔②:構造に注意が必要

戸建ての場合は、2×4構造など、スケルトンリフォームにすることが出来ない住居が存在します。

他にも、自由度の高い構造でも、柱・筋交い・ブレースが残る可能性があります。

つまり、【スケルトンリフォーム=何でも出来る】と考えているのであれば、

その認識は変えた方が良いです。

戸建てスケルトンリフォームは結構制限がありますよ!

戸建・スケルトンリフォーム後悔③:結構費用が掛かる

最後に費用です。

先ほども解説しましたが、戸建スケルトンリフォームはかなりの確率で想定外の問題が起こります。

基礎の劣化が激しい、柱が腐っている。などの問題が発生した場合、

建て替えた方が安い。といった可能性も出てきます。

間取りを変えて、外壁・屋根・水回りを変えて、無垢も使う・・・などの工事内容だと、

結局、2000~3000万円ぐらい費用が発生します。しっかり、考えてくださいね。

マンション・スケルトンリフォームの後悔ポイント

次に、マンションの場合の後悔理由を解説します

①:壁式マンションという落とし穴
②:使える壁・床・天井は残した方がよい

マンション・スケルトンリフォーム後悔①:壁式マンションという落とし穴

『スケルトンリフォーム=何でもできます』と考えている人がいます。

ですが、壁式マンションという落とし穴があります。

潰せない壁がある

壁式マンションには、構造的に潰すことの出来ない壁があります。

つまり、スケルトン状態にすることができません。

また、新しく間取りを作るのに、かなりの制限が発生するので、注意が必要です。

具体的には下記記事を参考ください

参考記事:ブログだから話せるスケルトンリフォームの注意点

築年数の古いマンションに多い

この壁式マンションは築年数の古いマンションに多いです。

中古物件を購入して、スケルトンリフォームを検討されている方は注意が必要です。

また、多くの不動産仲介は壁式マンションがリノベーションしにくいと発想出来る人が少ないです。

失敗しないために、下記記事を参考にしてください。

参考記事:ブログだから話せる中古+リフォームの真実

マンション・スケルトンリフォーム後悔②:使える壁・床・天井は残した方がよい

大手リフォーム会社は

『まずは、全ての壁を潰して、スケルトン状態にしましょう』と伝えてきます。

確かに、間違いではありません。業者からすると、リスクも減り簡単という理由も分かります。

ですが、費用がかなり上がります。(解体費・造作費)

古すぎる家・下地がボロボロの家であれば仕方ないですが、
基本的には使える壁は残して、工事した方が良いですよ。

それこそ、50万近く金額が変わる可能性もありますよ。

最後に

スケルトンリフォームは工期がかかります。費用もかかります。

残念ながら、スケルトンリフォームに対応できる担当者は少ないです。

全体的な施工件数は少ないので、経験値の多い人がいないのが現状です。

その人に工事を頼んでしまうのが、最大の後悔になってしまいます。

貴方の、担当は優秀ですか?

最高の担当を見つけて、その人から最大限値引きしてもらってくださいね!

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