こんにちは、学長です。
先日、このような質問を頂きました。
それでは、解説します。
難しいですね。
●戸建・マンションによっても違う
●中古とは、どの程度の築年数なのか?
●エリアによっても全然違う
●予算によっても変わる
正直、絶対中古住宅を買った方が良い人もいれば、
絶対新築を買った方がいい人がいるのも事実です。
『学長・・・そんなん分かってる。ここで聞きたいのは一般論』
という声が聞こえてきそうですね。
なので、簡単な後悔理由を解説していきます。
※新しい物件を購入して、リフォームをする人に対しての記事を書いていきます。
■私の解説
●関西でリフォーム営業(現:管理職)をしています。
●大手メーカーキッチンの施工数で表彰していただいています。
●施工事例が雑誌・TVで取り上げられました。
●関東で有料セミナー講師をしています。
もくじ
中古リフォームは後悔する3つの理由

ここで、解説するのは、個人の見解です。
※最初も伝えたように人・エリア・状況によって大きく変わりますからね。
まずは、3つの結論から
②:築年数はやっぱり大切(団地リノベーションに騙されない)
③:金額に注意が必要!
それでは、具体的に解説します。
中古リフォームは後悔する①:マンションはOK・戸建はNG
まず、中古で考えた際に、過去どのような手入れを行ってきたかが大切になってきます。
マンションの場合は、管理費で修繕してくれています。
自主管理でズサン・修繕金が溜まっていない。などの特殊なマンションはありますが、
基本的には、管理会社が入って、修繕出来ていることがおおいです。
※身近なところで言えば、毎年の配管洗浄
■戸建ての場合ほとんどの人が行っていない
では、どうして戸建は後悔するのか?それは、管理を怠っている人が多いです。
築浅であれば、全然問題ありませんよ。
でも、築年数が古い戸建の場合は、悲惨な場合があります。
●配管洗浄していないので、配管に根っこが絡まっていた
●シロアリ・雨漏れがひどかった
など、購入してから『何でやねん』と思う事象が結構おこります。
また、外壁・屋根を手入れしていないことも多いので、
結局その部分の修復も必要になってきます。
最近では古民家再生などの話も聞きますが・・・お勧めではありません。
中古リフォームは後悔する②:築年数はやっぱり大切
次に大切なのは築年数です。
中古物件を購入しリノベーションをする人は、
築古物件を購入し、リノベーションにお金を掛けたいと思うことが多いです。
私も、昭和40年代築のマンションを購入し、大規模リノベーションをしたこともあります。
そして、今は2010年築のマンションを部分的にリフォームをして住んでいます。
2つとも経験してみて感じるのが・・・
建物としてのクオリティが全く違います。
●防音・遮音・遮熱性能
●各部屋にエアコンが付けれない・追い炊きが無い
見た目は凄く良くなるのですが、建物としての基本的性能が劣っているので、
オシャレになったとして、快適な住まいと考えると、
築年数が比較的新しい方が良いと思います。(2000年前半とか・・・)
※1980年代になれば、結構大変な印象を受けます。
■戸建てはもっとひどい・・・
因みに戸建ての場合は、隙間風等がかなりひどいので・・・
それこそ、築浅・新築の方が個人的にはメリットは多いのではと思います。
中古リフォームは後悔する③:金額に注意が必要!
最後に価格です。
これは、不動産的な視点になります。
多くの方が、『リフォームをすると、価値が上がる』と勘違いします。
勿論、多少はあがりますが、それによって付加価値は付きません。
なので、リノベーションに金額を多くかけると、
価値の目減りが激しくなり、最終的に後悔する可能性が残ってきます。
■リフォーム原価がどんどん上がっている
物価の上昇、職人さん不足など・・・
最近は10年前と比較すると30%以上、単価が上がっています。
ここでは、違う意見でお話しますが、
もし、自宅の購入・リフォームを検討しているのであれば、
1日でも早い方が良いです。単価は年々上がってきます。
※これは、新築も同じです。
そして、これが落ちることは絶対にありません。
メーカー・職人さんが一度上げた金額を下げることはありません。
購入が遅くなって、『あれ?こんなに高かったっけ?』となる前に、
先に行動をしておいた方が良いと思いますよ。
本日はここまで、ではまた。
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