【トップ営業解説】今の家を改築するのは何を考えればよいの?

こんにちは、学長です。
先日このような質問を頂きました。

『学長質問です。色々あって実家を相続で貰いました。凄く悩んでいるのですが、今の家を建て替えるか、リフォームをするかで悩んでいます。築年数は30年ほどになります。学長なら家の改築にするか、新築を建てますか?』

それでは、解説致します。

凄く、難しい質問ですね。僕の個人的な意見で話すと、
戸建は新築・マンションはリノベーションという考えがあります。

ですが、地域・予算・相続など、状況によって大きく変わるとも考えています。
それこそ、相続で家を貰い、土地面積・築年数があれば、全然リフォーム・リノベーションをすると思います。

また、建て替えの場合は、解体費用や法規制の変更、土地の条件など、多くの注意点があります。
特に、現在の建築基準法により、以前より建物のサイズや高さに制限が加わることがあります。
敷地の利用効率や、将来的な家の価値を考慮しながら、資金計画も含めて慎重に検討する必要があります。

さてさて、では、築年数が経過した戸建を改築するにはどうすればよいのか?
解説していきますので、参考にしてください。

■私の解説
●関西でリフォーム営業(現:管理職)をしています。
●大手メーカーキッチンの施工数で表彰していただいています。
●施工事例が雑誌・TVで取り上げられました。
●関東で有料セミナー講師をしています。

今の家を改築するのは何を考えればよいの?

さて、では、回収をする場合何を考える必要があるのかを解説致します。

①:耐震性の重要性
②:断熱・気密性
③:間取り・デザイン・構造の問題

最後に業者選び・・・これが一番大切

それでは、具体的に解説していきますね。

家を改築①:耐震性の重要性

まずは、多くの人が気になるのが耐震だと思います。考え方としては大きく2つです。

〇耐力壁の確認と強化:家全体の耐震性を確保するためには、耐力壁の適切な配置と数量が重要です。
既存の耐力壁の状態を確認し、必要に応じて追加や強化が必要になります。

〇基礎の強化:特に古い家では、基礎の強度不足が問題となることがあります。
基礎の補強や改修を通じて、建物全体の安定性を高める対策を講じましょう。

基本的には、この2つを重点的に行っていきます。
他にも木部の腐食・雨漏れ・結露によるカビ・シロアリなど、
直接的に、耐震ではないにしても、解体時に注意すべき内容は多くあります。

耐震は高い・・・

ただ、この耐震を考え出すと、思っている以上に費用が必要になる可能性があります。
調査にも費用が必要で、そこでどのレベルまで耐震(施工)が必要なのかが分かります。

ですが、日本に住んでいる以上必ず意識しなければいけない問題なので、
出来ればお金をかけて、やった方がよいと思います。

家を改築②:断熱・気密性

断熱性の向上は、省エネルギーだけでなく、一年を通じた居住環境の快適性を大きく左右します。
具体的には、以下のような施策を検討してください。

〇窓の二重化や断熱材の追加:窓を二重ガラスに変更することで、冬の寒さと夏の暑さを大幅に軽減できます。
また、壁や天井に断熱材を追加することで、さらに断熱性を向上させることが可能です。

〇気密性の改善:隙間風の防止により、暖房や冷房の効率を高めることができます。
ドアや窓周りの気密テープの使用や、隙間の封じ込めにより、気密性を向上させましょう。

さて、上記のように解説しましたが、
家の断熱気密性を高めるには、『窓・玄関扉』を考える必要があります。

例えば、『床から、冷気・暖気が逃げていく!』と言う人もいますが、
窓の断熱を意識しなければ、10倍逃げていきます。

特に、古い住宅の場合、想像以上に抜けていきます。
今は、補助金などもでますので、改築する際には必ず対策しましょう。

家を改築③:間取り・デザイン・構造の問題

最後に、リノベーション・改築の場合問題になるのが、
構造によって、考えている、間取り・デザインが出来ない可能性があります。

【在来工法】・【2×4構法】・【RC】・【軽量鉄骨】・【パネル施工】

実は、家には様々な構法があり、建て方の考え方が違います。
なので、構法は何?という部分を知りながら、自分の理想とする間取りに近づけていきます。

そして、デザインを考えた後に、水回り・デザインの仕様を決めていくことになります。

家の改築は業者選びで決まる・・・これが一番大切

上記で様々なことを書いてきましたが、

家を改築するのは業者の力量次第になります。残念ながら微妙な会社に当たってしまえば詰みます。
耐震を考えましょう・断熱をしましょう・構造を知りましょう。

と言っても一般の方が理解できるはずがありません。
私も建築の仕事をして、5年過ぎたあたりで理解できるようになりました。

全く畑の違う仕事をしていて、理解しましょう。と言うのは酷な話です。

ですので、改築をする際に最も重要なのは、
信頼できる業者さんを探すことです。そして、次に費用です。
この規模の工事になると、驚くほど価格差がでてきます。なので、最高の担当を見つけた後に
その人から最大限価格を交渉する必要があります。

多くの人が、値引なんて・・・と思うかもしれないですが、会社も最初から値引きはあるだろうな。という気持ちでいます。
なので、言わないと逆に損しますよ。

さて、良い会社の見つけ方、値引きの方法は下記記事で解説してますので、参考にしてください。

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本日はここまで、ではまた!