こんにちは、学長です。
先日、このような質問を頂きました。
セントロは良いキッチンです。日本国内のキッチンの中でも最高峰と言って良いと思います。
ただ、高い。予算にかなり余裕のある人は採用しても良いですが、ギリギリの人は手を出さなくても良いと思います。また、変なオプションを付けると使いにくくなるので注意しましょう。
※予算がギリギリなのであれば・・・少しキッチン予算を下げて、電子レンジ・冷蔵庫を買い替えましょう。その方が、生活は快適になりますよ!
本日は、そんな最高峰キッチン、クリナップ・セントロを解説していきます。
リフォーム・リノベーション完全成功MAP
※必ず成功させたい人は読んでください
【トップ営業解説】リフォームで使うべきキッチンが分かる記事まとめ
■私の解説
●全国平均の4倍売り上げを上げるリフォーム営業。
●大手メーカーキッチンの施工数で表彰していただいています。
●施工事例が雑誌・TVで取り上げられました。
●関東で有料セミナー講師をしています。
もくじ
クリナップ・セントロの特徴
出典:クリナップ
セントロのコンセプトは
革新的であること
機能にも美しいフォルムにも、一切の妥協を許さない。
キッチンに要求される「核心」を突き詰めた技術の結晶。
出典:クリナップ
セントロはクリナップの中で最上位キッチンです。2018年に『SS』という商品がフルモデルチェンジして、セントロに名前が変わりました
SS+高級感を追加したキッチンです。
セントロは最上位クラスということもあり、使い買っては抜群に良いです・・・ただ、私がリフォームをする際は採用しないと思います。
オールステンレスキッチンを採用したい人以外は、セントロでなくても良いです。
理由は・・・価格です
■そもそもセントロは価格が高い
2018年発売ということもあり、これまで、セントロを一度しか採用していません。
採用されない、理由の一つが価格です。
■セントロの割引率はかなり悪い
セントロは定価の8割~9割ぐらいで提供できる価格帯になります。
低価格帯のキッチンであれば【定価の半額】など、価格がかなり落ちますが、セントロはその恩恵を受けることができません。
■リフォーム会社が利益を取りすぎている場合も・・・
また、価格が高いリ理由は割引率だけの問題ではありません。【リフォーム会社が利益を取りすぎている】場合も十分に考えられます。
リフォーム会社が必要な利益率によって、セントロの価格は大きく異なります。それこそ、差が30万円~40万円変わる可能性も十分に考えられます。(因みに施工はメーカーがするので質は同じです)
まずは、リフォーム会社によっては安く入れることが出来る認識をしておきましょう。
■なので相見積もりが必要
皆さん、正しい相見積もりはしていますか?相見積もりはやり方があります。間違えると値段は下がらず、手間しか残りません。
正しい、相見積もりの方法を解説していますので、下記記事を参考にしてください。
■セントロは無駄なオプションが多い
実は、この3つはクリナップも強く勧めてはいません。※価格がかなり上がるので・・・
●ハイブリットコンロ
●クラフツマンデッキシンク
・センターポジション設計
・ハイブリットコンロ
・クラフツマンデッキシンク
出典:クリナップ
残念ながら・・・どの機能も一般的にはいらない性能です。
■最上位グレードなので、良い点も多い
ここまで、マイナスの話をしてきましたが、セントロは基本的にはかなり使いやすいです。
当たり前の話ですが、最上位グレード商品は使いやすいが基本です。
他社との差別化をする機能が・・・正直微妙ということです。
クリナップ・セントロのメリット・デメリット

●セラミックトップが使える
●シンク用ツールコンテナが優秀
クリナップ・セントロのメリット
■オールステンレスキッチンが採用可能
クリナップ最大の強みはステンレスです。
セントロはステンレス構造だけでなく、天板・扉にもステンレスを採用することができます。
見た目をオールステンレスにすることができます。
■オールステンレスキッチンを採用できるメーカー
●EIDAI:ゲートスタイルキッチン(使い勝手悪い)
●TOYOキッチン(高すぎる)
●造作キッチン(高すぎる)
そもそも、オールステンレスキッチンを採用できるメーカーはかなり少なく、その中で、見た目が良く、使い勝手がよいのはクリナップだけです。※【TOYOキッチン】・【造作キッチン】に比べれば安くできます
■セラミックトップ天板が使える
セラミックとは非常に硬い素材であり、近年徐々に採用率が高くなっている優秀な天板です。
特徴としては、硬い+汚れにくい+清掃の高くかなりお勧めです。
クリナップ・セントロ以外にはリクシル・リシェルが採用できます。
現時点では、この2メーカーのみがセラミックトップを採用することが可能です。
⇒セラミックトップはリクシルの方が有名です。
参考記事:リクシル・リシェルはかなり良い
■ツールコンテナが優秀
出典:クリナップ
ツールコンテナは、引き出しの中身が3段に分かれているのが特徴です。※他のメーカーは2段が多い
3段になれば、最大限デッドスペースを無くすことができます。
また、小分けにすることで、【どこに・何があるかを】把握することができ、作業効率がかなり上がります。
この引き出しはかなり優秀で、採用していただいたお客様からの評判がかなり高いです。
クリナップ・セントロのデメリット
■他社差別化部分の性能が微妙
デメリットとして、差別化部分の性能が悪いということです。
つまり・・・ステンレス以外に大きな特徴がありません
下記がセントロで追加になった性能です。
●ハイブリットコンロ
●クラフツマンデッキシンク
これらは正直微妙な性能です。理由は価格が高くなりすぎるからです。
セントロ(高い)+オプション(かなり高い)
クリナップ担当社員に聞いてみても、セントロの中でもほとんど出ていない機能とのこと。メーカーとしても強く勧めることはなく【凄くこだわるという方にのみ、お勧めしている仕様】
実際・・・私のお客様からの評価・評判・口コミ

クリナップ・セントロにして良かった口コミ(購入した人)
■オールステンレスにあこがれていた
オールステンレスキッチンに憧れていました。金額だけでみれば、サンワカンパニー・グラッド45の方が圧倒的に安かったのですが、使い勝手に雲泥の差がありました。
かなりの頻度で料理をするので、クリナップのセントロを選びました。
参考記事:グラッド45の使い勝手は悪い【ブログでしか話せない評価・口コミ】
✔シンク下の小分けが使いやすい
収納するのが苦手なので最初から【収納位置が決まっている】のが良かった
クリナップ・セントロを選ばなかった口コミ(購入しなかった人)
■セントロでなくても良い
上位グレードで探していましたが、ステンレスキッチン以外に魅力を感じることがなかった。
ステンレスであればクリナップ・セントロを選んだかもしれませんが、そこに魅力を感じなかったので、違うキッチンを選びました。価格も抑えることができて、満足しています。
⇒TOTO(ザ・クラッソ)を採用されました※綺麗除菌水採用理由
まとめ・・・
さて、クリナップ・セントロについて解説してきましたが、如何でしたでしょうか?
クリナップ・セントロはオールステンレスキッチンを採用したい人にはかなりお勧めのキッチンです。
むしろ・・・クリナップ・セントロ以外にはありません。
※価格だけならサンワカンパニー・グラッド45がお勧めです。
ですが、それ以外であればあえてセントロを選ぶ必要性もありません。※高すぎます。
最上位キッチンを検討されている方は、しっかりと悩んでください。
普通のキッチンと価格差が50万~100万円ぐらいの差がありま
※かなり性能の高い、
様々なメーカーショールームを周ってあなたに一番合う商品を見つけてくださいね。
では、また。
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