フローリングリフォームの上張り工法ってどうなの?マンションでも使える?

こんにちは、学長です。
先日、このような質問をいただきました。

『フローリングのリフォームを考えていますが、既存のフローリングの上から新しいフローリングを貼る「上張り工法」というものを知りました。なるべく手軽にリフォームしたいのですが、上張り工法ってどうなのでしょう?また、マンションでも利用できるのでしょうか?』

非常によくわかります。できるだけ短期間で、しかも手間をかけずに美しいフローリングにリフォームしたいですよね!
戸建では有効な手法ですが、マンションの場合は遮音性が重要視されるため、上張り工法には注意が必要です。

そもそも、上張り工法とは既存の床材をそのまま残した状態で、
その上から新しいフローリング材を貼り付けるリフォーム方法です。

通常のフローリングリフォームでは、古い床材を撤去して新しい床材を貼りますが、
上張り工法ではこの工程が不要です。そのため、古い床材を剥がす手間が省け、施工時間や費用を抑えられるメリットがあります。

ただ、メリットだけではありません。様々な注意点もありますので、
本日はフローリング上貼り工法に関して解説していきますね

■私の解説
●関西でリフォーム営業(現:管理職)をしています。
●大手メーカーキッチンの施工数で表彰していただいています。
●施工事例が雑誌・TVで取り上げられました。
●関東で有料セミナー講師をしています。

フローリングリフォーム上張り工法のメリット

まずは、上張り工法のメリットについてご紹介します。

フローリングリフォーム上張り工法メリット①:工事が簡単で短期間で完了

既存のフローリングやクッションフロアを剥がさずに施工できるため、
工期が短く、リフォーム全体の手間が大幅に減ります。
また、上張り工法は工事中の騒音やホコリが少なく、住みながらでもリフォームしやすいのが魅力です。

フローリングリフォーム上張り工法メリット②:コスト削減

古い床材を撤去するための費用や廃棄処理が不要なため、
通常のフローリングリフォームに比べてコストを抑えられます。

さらに、撤去作業がない分、施工費用も安く抑えられることが多く、予算に制限がある方にはおすすめです。

フローリングリフォーム上張り工法メリット③:さまざまな床材を選択できる

上張り工法では、従来のフローリング材だけでなく、置き敷き式のフロアタイルや接着式のシートタイプなど、
多種多様なフローリング材が選べます。好みのデザインやカラーを取り入れて、インテリアに合うフローリングを選ぶことができます。

それこそ、フロアタイルは、驚くほどのデザインカラーがあります。
その中から選べるのは、良いポイントです。

では、次にデメリットです。

フローリングリフォーム上張り工法のデメリット

上張り工法は便利なリフォーム方法ですが、いくつかのデメリットもあります。
特にマンションでの使用には注意が必要です。

フローリングリフォーム上張り工法デメリット①: 遮音等級が確保できない

上張り工法は、マンションでは遮音性の確保が難しいケースが多いです。
新しいフローリング材を上から重ねるだけでは、必要な遮音等級を満たせない可能性があり、
階下の住人に生活音が響きやすくなります。そのため、マンションでは上張り工法は推奨されません。
管理組合に確認し、マンションでの遮音基準を満たす方法を採用することが大切です。

『上から貼って分厚くなるから遮音等級上がるだろう』という理屈で申請を出す人もいますが、
基本的に厚みよりも、落下の衝撃を吸収できる素材でないといけません。
なので、上貼りの場合、基本的には遮音等級が下がります。

フローリングリフォーム上張り工法デメリット②: 床の高さが上がり、段差が・・・

上張り工法は、既存のフローリングの上に新しい床材を重ねるため、床の厚みが増します。
そのため、リビングや廊下、他の部屋との間に段差が生じることがあり、つまづきの原因になることもあります。
段差を少なくするために、薄手のフローリング材を選ぶこともひとつの方法です。

フローリングリフォーム上張り工法デメリット③: 下地の傷みを確認できない

既存のフローリングの上に新しいフローリングを貼るため、下地の傷みや劣化を確認しづらくなります。
湿気やカビが発生している場合でも、上からフローリングを張ってしまうと確認が難しくなるため、注意が必要です。

下地の劣化が懸念される場合は、既存の床材を剥がしてからフローリングを施工する方が安心です。

フローリングリフォーム上張り工法の施工流れ

次に、上張り工法を採用する際の施工手順について、簡単にご説明します。
ここは、興味がある人だけみてください。(笑)

床面の清掃と準備

施工する前に、既存のフローリングの表面をしっかりと清掃します。ホコリやゴミが残っていると、
フローリング材がしっかりと固定できないことがあります。必要であれば防湿シートを敷き、湿気の影響を最小限に抑えます。

防音シートの敷設(ほぼやらない)

遮音性能を少しでも高めたい場合は、防音シートを敷きます。
しかし、防音シートを敷いても、マンションの遮音基準を満たすことは難しいため、注意が必要です。

フローリング材の上張り施工

フローリング材を上張りしていきます。クリック式フローリング材であれば、
専用の溝にピースをはめ込むだけで簡単に固定できます。
接着式の場合は、接着剤やテープでしっかりと固定します。段差ができないように丁寧に施工することが大切です。

フロアタイル等を上から貼る場合は、状況にって石みたいに固まる接着剤を使う場合もあります。

仕上げと確認

すべてのフローリング材を敷き終えたら、段差や隙間がないかを確認し、清掃を行います。
ドアや収納がスムーズに開閉できるかも確認し、必要に応じて微調整を行いましょう。

以上になります。
基本的には、上張り工法はメリットが多いです。価格面・デザイン面・施工が楽な面
戸建ての場合多くの人が、上貼りをします。
ただし、マンションの場合は注意が必要です。遮音問題がありますからね。

管理組合にリフォーム内容を事前に相談し、必要な許可を取得しましょう。
遮音性を確保できる場合でも、マンションの規約に違反していないか確認することが重要です。

ただ、リフォームの成功は担当者の力量が8割を占めます。リフォームを成功させるためには、まず信頼できる担当者を見つけることが大切です。
遮音問題も、工事終わってからクレームが来たら、本当に最悪です後悔します。しかも、結構ある話です。
工事の打ち合わせ中に、遮音問題・管理組合などに事前に相談している担当は丁寧だと思います。

そして、価格も大切ですので、最高の担当者にお願いし、可能な限りの値引き交渉を行ってください。
具体的な値引きの方法については、下記の参考記事で詳しく解説しています。ではまた!

人気記事

え!10万円以上値引きできるのに・・・しないんだ!
【学長直伝】リフォーム値引き・相見積もり完全MAP